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ロマネスク期の美術

ヨーロッパの中世の時代のなかで「ロマネスク」と呼ばれる美術様式があることをご存じですか。「ロマネスク」とは、「古代ローマ」を連想させるような「古代ローマ風」というような意味合いが含まれているのだそうです。当時、ヨーロッパ全土において流行していたキリスト教徒たちによる巡礼行事は、ローマ帝国が滅びたのちに各地で華やいだ美術形式の交流を生むことにもつながり、「ロマネスク」などと呼ばれる統一的な美術様式を生み出すに至ったようです。ロマネスク美術の特徴としては、絵画が写実的ではなく絵文字的であったり、建築と彫刻の融合がみられる点などがあげられるようです。そこには世の中に「普遍性」を求めた人びとの想いが隠されていたのかもしれません。

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