• 投稿

    19世紀の額縁と、中古の額縁

    アーティストの中には、エヴァの肖像にあるように、すでに額縁に入れたキャンバスの中に絵を描く人がいたということも分かります。とは言えこの肖像画は、見たままを写して描く実写主義というよりも、アレゴリー(寓意)に近いものと考え…

    19世紀の額縁と、中古の額縁 はコメントを受け付けていません
  • 投稿

    風景画の台頭

    「風景画」が絵画作品のジャンルとして確立しはじめたのは、17世紀頃であるなどと言われているようです。 それまで絵画作品製作の依頼が画家たちにもたらされるのは、極一部の特権階級であるパトロンたちからであったために、権力や財…

    風景画の台頭 はコメントを受け付けていません
  • 投稿

    キリスト教美術とは

    西洋の歴史において「中世」とは、キリスト教文化の時代であるとされているようです。1世紀頃のイタリア半島にキリスト教が伝承されると、ローマ帝国内にもキリスト教の信者が増加していったようです。 当初はキリスト教を弾圧していた…

    キリスト教美術とは はコメントを受け付けていません
  • 投稿

    額縁の移り変わり

    芸術品とも言えるような額縁は、ひと頃の栄華は消え衰退の一途と言われて久しいですが、これは単に廃れたと一言では言い表せない奥深いものが潜んでいます。 美術品と呼ばれる絵画でさえ、いまや優れた作品は日常とは乖離した存在で美術…

    額縁の移り変わり はコメントを受け付けていません
  • 投稿

    中世から近世の美術様式

    ヨーロッパの美術史のなかで中世とされる5世紀頃から絵画などの題材に用いられる主題の多くは、キリスト教関連の事柄であることがほとんどでありました。聖書のなかの物語があたかも目の前で繰り広げられているような神聖なる世界を見る…

    中世から近世の美術様式 はコメントを受け付けていません
  • 投稿

    ゴシック的な美術

    「ゴシック」とはフォントの様式を言い表すときなどにも用いられるワードでありますが、ヨーロッパ史においての「ゴシック」とは、中世に建設された聖堂などの建築様式などをあらわしているようなのです。この期の美術や建築をあらわして…

    ゴシック的な美術 はコメントを受け付けていません
  • 投稿

    ロマネスク期の美術

    ヨーロッパの中世の時代のなかで「ロマネスク」と呼ばれる美術様式があることをご存じですか。「ロマネスク」とは、「古代ローマ」を連想させるような「古代ローマ風」というような意味合いが含まれているのだそうです。当時、ヨーロッパ…

    ロマネスク期の美術 はコメントを受け付けていません
  • 投稿

    残る額縁から情報をえる困難さ

    数多ある絵画に関する資料から額縁の歴史的な背景の全体像を知り得るものは、非常に少ないと言われています。しかも減少に歯止めがかからないとされ、さらに現存する額縁が当初から絵画との組み合わせがされていたとは限らず、むしろそう…

    残る額縁から情報をえる困難さ はコメントを受け付けていません
  • 投稿

    祭壇画のパネル絵が絵画へ発展

    絵画が一つの芸術品としての地位を築いてく過程で忘れてはいけないのだ祭壇画。もともとは神学的な意味合いで聖堂に衝立のように立てかけられていたものが、そこに一部として存在していたパネル状の絵が全体の絵から抜け出したように独立…

    祭壇画のパネル絵が絵画へ発展 はコメントを受け付けていません
  • 投稿

    バロックの試み

    17世紀頃のヨーロッパに登場する美術様式「バロック」。バロック美術の特徴は、風俗画が登場しはじめたことが大きいようです。宗教画が主だった美術の創作目的だった時代から、庶民の何気ない暮らしの一場面を描く作品が登場することは…

    バロックの試み はコメントを受け付けていません